入籍前後はどのような手続きが必要?
引越しをするときの届出
入籍前後に新居に引越す、あるいはどちらかに住居に住むことになりますよね。
引越しが発生しますので、転出届・転入届・転居届のどれかを提出することになります。
引越し先の住所が、今までの住所の管轄の市町村と異なる場合、現住所に提出届、新住所に転出届を提出が必要です。
転出届は引っ越し日までの14日以内に提出し、転出証明書をもらいます。
転入届は、引越しをしてから14日以内に提出擦れば大丈夫です。
また、引越し先の住所が、今までの住所の管轄の市町村と同じ場合、転居届の提出が必要です。
管轄の市町村に提出すれば、住民票が更新されます。
印鑑登録
住宅ローンの契約など、大きな金銭取引を行う契約に関しては、印鑑登録をしている実印が必要ですよね。
現住所の市町村に登録しているものですので、入籍により引越しが発生した場合、市町村が変わると失効してしまいます。
市町村が変わる引越しが発生する場合、印鑑登録の手続きを再度しなければいけません。
新住所の管轄の市町村で手続きをする形になり、印鑑登録申請書を記入して、登録する印鑑とともに提出します。
また、引越しが発生したけど、市町村が変わらないという場合、入籍による苗字の変更がなければ、手続きをする必要はありません。
婚姻届受理証明書の取得
入籍後は運転免許証の更新や銀行口座の名義変更をしなければいけない状況になることもあります。
その際、住民票が必要になりますが、新しい住所や苗字に更新されるまで、時間がかかるのがネックです。
しかし、婚姻届受理証明書の取得すると、その場で変更してもらえますので、運転免許証の更新や銀行口座の名義変更などがスムーズにできます。
会社員の人は、結婚したことを証明するために、婚姻届受理証明書を会社に提出する必要も出てくるはず。
さまざまな部分で必要になる書類ですので、入籍後に婚姻届受理証明書の取得は早めにしておきましょう。