結婚式の引き出物の基本マナーは?
引き出物の品数は?
新郎新婦が参加してくれたゲストに感謝の意味を込めて渡す結婚式の引き出物。
どのぐらいの品数にすればいいのか気になるところですよね。
渡したら失礼なことをしてしまったなんてこともあり得ますし。
引き出物の品数は2~3品が一般的で、メイン品に引き菓子と縁起物を加えるといった感じです。
ここで、注意したいのが品数が偶数にならないようにすること。
偶数は割り切れるため縁起が悪いというのが一般的な解釈です。
人によっては、敏感に反応することもあるでしょう。
品数は奇数になるようにするのが基本的なマナーであり、メイン品に引き菓子と縁起物を加える3品にするのが無難です。
引き出物の金額は?
参加してくれたゲストに感謝の意味を込めて渡す結婚式の引き出物は、どのぐらいの金額のものがいいのか気になるところですよね。
高すぎると経済的に厳しくなりますし、安すぎると渡す相手に対して失礼ですし。
結婚式の引き出物の金額は、ご祝儀の10%にするというのがマナーです。
そのため、どのぐらいご祝儀をもらったのかで変わってきます。
親族や会社の上司だとご祝儀の金額が高くなることも多く、5万円いただくこともあるでしょう。
そのような場合、10%の5,000円程度にするのがベストです。
友人や知人だと、3万円いただくことが多く、10%の3,000円程度にするのがいいのではないでしょうか。
引き出物を選ぶときのポイントは?
結婚式の引き出物は、新郎新婦の主観で選ぶこともあるでしょう。
それがゲストにも合っているなら問題ありません。
しかし、ゲストに合っていなくて、不便に感じるケースも考えられますので、その辺りを考慮して選ぶことが大切です。
選ぶときの押さえたいポイントはかさばらない、なくなるものの2点。
結婚式の帰りは公共交通機関を利用することも多く、かさばる引き出物だと持ち帰りが大変です。
また、使用したらなくなるものや減るものの方がもらう側としてもありがたいはず。
この2点を意識で選ぶようにするのも大切なマナーではないでしょうか。